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コーヒーは一見不健康なイメージがありますが、健康にいい飲み物です。

◆胃を痛める?
質の劣化したコーヒー(酸化)を飲んだり、空腹時に飲めば胃を痛める事があります。もともと胃を悪くしている方も刺激が強いので避けた方がいいです。
「コーヒーの飲みすぎで胃を悪くした」訳ではなく、もともと胃が悪かったというパターンです。

◆カフェイン
高カフェインなので、飲みすぎた場合は確かに不健康です。お茶やコーラなどの飲料・多くの風邪薬にもカフェインが入っているので、1日で摂取しすぎないようにしましょう。

コーヒーに限らず、健康にいいとされる食べ物だからって過剰摂取すれば体にマイナスの効果を及ぼします。栄養価の高い「ゴマ・牛乳・卵」なども、取り過ぎれば肥満の元です。どんなものでも、ほどほどにが大切。

◆実は健康な飲み物のコーヒー
カフェインが高めですが、抽出方法やコーヒー豆で低カフェインにする事も可能です。水出しコーヒーならば、カフェインが出にくく低カフェインコーヒーとなります。

とはいえ、カフェインも過剰摂取でない限り、体に有効な作用が多いです。脳を活性化するので、自律神経を高めたり、仕事の能率や運動向上の効果があると言われます。眠気覚ましとして有名ですよね。

不安ならば、ノンカフェインコーヒーもあるので、そちらをおためしあれ。

◆コーヒーポリフェノール
さて、健康にいいと言われるのは、「コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)」です。伊藤園の缶コーヒーなど含有量が表記されるコーヒーも出てきましたし、ワインに匹敵するポリフェノールが摂取できるコーヒーは注目されてきています。

ワインは、アルコール飲料・さらにカロリーも高め。コーヒーはゼロカロリー。

◆ダイエット
太る印象があるコーヒーですが、砂糖やミルクを多く入れ、多く飲めば太ります。しかし、それはコーヒーが悪いのではなく、飲み方や量が悪いのです。

食後の1杯が満腹感増長になるとの報告があります。水分補給の意味としてだけでも、確かに効果的です。リラックスする効果が、食欲を安定化させるのかもしれません。

カフェインが胃液の分泌を高め、消化を助けるので脂肪分解に役だっているのも理由の一つ。

色々とダイエット時に嬉しい効果があるそうです。

◆さて、その量は?
お茶やコーラ、薬にもカフェインが多く入っているので、コーヒーの摂取量は個人差があります。

他のカフェイン高含有のものを一切取らなかったとして、1日コーヒー3杯(マグカップ)を限度と考えるといいと思います。

高カフェインだと、興奮作用が高まり「イライラや不安」などの悪い自覚症状が表れるそうです。ほぼ中毒性はないと言われるカフェインですが、一応ありますので、摂取しすぎは避けましょう。
(タバコや麻薬と違い、中毒性は少なめですし、中毒を起こしても数日で回復可能と言われます)

下記はwikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/カフェイン中毒:)からの引用です。参考にしましょう。
◆カフェイン中毒について
(1)1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数
(2)3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は 100 % の確率で急性症状を発症

なお、缶コーヒー1本、約100mg~135mgほどのカフェインが含まれていると言われているので、1本あたり135mgでの計算です。

◇上記の危険であるとされる値

体重 1時間 3時間
45kg 292.5mg2本まで 765mg5本まで
70kg 455mg3本まで 1190mg8本まで

短時間に多くのむ事は危険と判断できます。コーヒーの抽出方法でもカフェインの出方がかなり変わりますので、大丈夫だと過信も危険です。もちろん個人差がありますので一概には言えません。

せっかく健康的な飲み物なので上手に美味しく付き合っていきたいですね。

 

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