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缶コーヒーもそうですが、ダイエット系食品には甘味料多く使われています。
砂糖の代わりに甘みを付ける代替甘味料を紹介します。原材料名を読めるようになってみましょう!

■アセスルファムK
0kcal/g
缶コーヒーでは、これが一番使われています。
アセスルファムカリウムと読み、砂糖の180~200倍も甘い。量が多いと、苦くなる傾向があります。熱や弱酸性・弱アルカリ性に安定していて、焼く食品や長時間保存する缶コーヒーなどに良く使用されています。

■スクラロース
0kcal/g
アセスルファムKと同様、缶コーヒーで使用頻度が高めです。
砂糖の600倍の甘さで、砂糖を元に作られた甘味料なので砂糖の自然な甘みに近いのが特徴です。スクラロース自体は熱に強いけど、高加熱にて塩素系ガスが発生するので焼くのは×。
アセスルファムKと一緒に使われる事が多いのですが、同時に使うと甘みの強さや質が高くなる為です。
名前が似ているスクロースと一緒にしないように!スクロースは、砂糖の主成分です(砂糖って考えておけばOKです)

■アスパルテーム
0kcal/g
ダイエット甘味料として一般の人も購入できる「パルスイート」に入っているものです。パルスイートには全体で1%未満の含有量なのに、6割はアスパルテームの甘さ由来との事です。私も料理に使っています。ダイエット系飲料では、ペプシNEXやコカコーラ・ゼロで利用されています。
現状で健康被害は無いと判断されていますが、過剰に使うのは避けたほうが良さそうです。味の素の登録商標です。

■デキストリン(難消化性)
1kcal/g(2001年から表記上変更)
難消化性デキストリンとして1kcal/gとなります。食物繊維は、2kcal/gとなります。
直接人間の体内にエネルギーとして取り込まないので0kcalとされてきましたが、腸内細菌が酵素分解した後、一部をエネルギーとして取り込む事が出来ると分かり、エネルギー表記されるようになりました。

■パラチニット
2kcal/g
砂糖を酵素を作用させパラチノースにしたものを、水素添加で還元して作られます。
砂糖が原料としている為、甘さは砂糖に似ています。1/2程度の甘さで、スッキリとした味わいを出すものに使用されます。
キャンディー・クッキーのガラス化効果があり、サクサク感や吸湿防止の効果があります。

■オリゴ糖
2kcal~4kcal/g(商品による)
腸内にて乳酸菌のエネルギーとなるオリゴ糖、腸内環境を整える効果をもちます。
オリゴ糖を含む商品によってカロリーは変わります。

■マルチトール(還元麦芽糖)
2.0~2.2kcal/g
カロリーはショ糖の1/2で甘味は80~90%、大量摂取でおなかがゆるくなるので注意が必要。
カロリーが低いので、砂糖の代わりに用いられる事があります。

■還元水飴
2.3kcal~3.4kcal/g(商品による)
砂糖に近い甘味で、カロリーは低め。血糖値の上昇が緩やかという特徴を持ちます。
ダイエットシュガーやダイエット商品に多く使われており、ダイエッターは覚えておくといいです。

■ラクチトール
2.4kcal/g
砂糖の40%程度の甘みを持ち、ノンシュガーのキャンディ、クッキー、チョコレート、アイスクリーム等に利用が多いです。
大腸の健康促進効果もあります。

■ソルビトール
2.6kcal/g
ダイエット食品やお菓子で良く使われます。甘味料としては、砂糖の3/4程度のカロリーですが、砂糖より甘くないのも特徴。砂糖の6割程度の甘さです。砂糖を使った方が効率的な場合もありますね。
ただ、ソルビトールは清涼感(クール)があるので、ガムや飴などに良く使われます。
下剤や保湿剤など、多目的に使われる便利な甘味料です。

■キシリトール
3.0kcal/g
ガムにつかわれている事が多いです。これまで上記に書いた甘味料を知らなくてもキシリトールは知っている人は多いと思います。
歯にいいと言われているけど、ガムのキシリトール自体が再石灰化してくれる効果はないらしいです。唾液には再石灰化効果があります。ガム噛めば唾液は出るので、再石灰化はされます。
カロリーは砂糖の60%、シュガーガムとノンシュガーガムでは、少しはカロリーカットされています。

■トレハロース
3.87kcal/g
砂糖と同じエネルギーを持つが、砂糖は急激な血糖値上昇をもたらすのに比べ、トレハロースは緩やかな血糖値上昇・下降となります。
インスリン分泌が低いのが特徴。甘さは約1/3。エネルギー量は同じで、甘みが少ないデメリットがあるが、健康面では優秀。
キャンディー・クッキーのガラス化効果があり、サクサク感や吸湿防止の効果があります。

■砂糖
3.87kcal/g(精製砂糖)
スクロースとも呼ばれ、グルコースとフルクトースが結合したもの。
栄養成分表やパッケージでは、ショ糖とも記載される事もあります。

 

【甘味料について】
何と言っても、カロリー摂取さえしっかり気を付けているならば砂糖が一番安全性が高く健康的です。砂糖は、他の甘味料と比べたら、歴史が一番長いですからね。

それに、一番甘味料として質が高い(美味しい)のは、砂糖です。

度を超えた量を使えば健康被害にあいます。それなので、ダイエットだから人口甘味料だけを使う(人工甘味料を使用している商品のみを利用)という考えは、いけません!

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